Spring Greens
- (続)理想の英語化計画 -
「学びの段階における英語の伸ばし方」




16.プライベートレッスン


小学生ともなれば、さまざまな先生と接する機会も多く、初対面に近くても十分コミュニケートできます。これ位の年では、プライベートがいっそう威力を発揮すると思われます。また、単なる会話に終始することなく、reading, writing, workbookなど多角的に教えてもらえるのもこの年ならではの魅力です。読み書きが十分でない幼稚園児では、いつもの挨拶や歌で終わってしまう危険があるプライベートですが、読み書きが十分にできる年になるときちんとカリキュラムも組めるので効果が倍増する気がします。

幼児のプライベートは「刺激」としてとらえ、本格的にはやはり読み書きが確立してからのほうが対費用効果が大きいと思います。


♪♪ 息子が小学校1年になってはじめて体験したプライベート。その威力をまざまざと感じるとともに、「人と臆することなくしゃべることのできる」「総合的な読み書きの力が付き、国語としての英語をnativeに教えてもらえる」年にプライベートレッスンをすることのメリットを、下の娘と比較して実感することができました。娘のほうは、特にしっかりしたnativeの先生でなくても時々参加するweb lessonあたりで少し英語の雰囲気を感じるだけで結構英語モードになったりしましたので、英語の教師の「質を」子供のレベルによって変えることでトータルの費用を安くすることが可能かな?と思いました。

♪ もちろん、小さい子であっても、上手なプライベートの先生であれば、とても良い刺激になると思います。息子の先生は、時に娘に話しかけてくださるのですが、会話を引き出すのが上手で、娘も英語だけで意思疎通ができるのがうれしいみたいです。子供にとって刺激になるようでしたら、経済的な問題さえ許せば、小さい頃からすることに異論はありません。


1)アメリカの教科書を使った英語の勉強

アメリカの教科書は、日本のぺらぺらの教科書と違って、図鑑のように内容が充実しています。個人で購入するのでなく、州が(学校が)購入し、生徒はそれを「借りて」勉強します。個人的には、英語(アメリカでいう国語)は、日本でも素晴らしいワークがたくさん手に入りますし、算数は、どちらかというと低学年は計算主体なので、それほどアメリカの教科書を使うメリットはないように思います。社会は、アメリカの地理や歴史に特別な興味があれば別ですが、日本人の子供がそこまでやる必要はないように思います。ということで、理科の教科書が特にお勧めできます。

さまざまなアメリカの教科書が日本でも手に入るようになってきましたが、ここにあげたのは、我が家で使用している一冊です。

▼Houghton Mifflin (学林舎)のReading, Social studies, Science, Mathの教科書。
http://www.rakuten.co.jp/gakurinsha/678520/
特に、語彙を豊かにし、英語で科学的なことを知るサイエンスはお勧め。
http://www.rakuten.co.jp/gakurinsha/678520/678526/
非常にカラフルできれい、内容も詳しく、日本の教科書とは雲泥の差。
値段は高めですが、ORT Fireflies 10冊以上の価値は絶対にあります!
概念を説明したあとに、2−3ページの簡単な実験のやり方などが載っているので、興味のある方は試して見られてもよいかもしれません。プライベートの先生も「conceptを理解し、語彙を補強するのに良い」と、この教科書にお墨付きをくださいました。
さまざまなことが載っているので、先生のもっておられるESL教材と連動させて使う、など工夫して使えます。

そのほかに、アカムスさんでも他の種類の教科書は手に入るようです。
http://www.acomes.net/Merchant2/merchant.mv?Screen=CTGY&Store_Code=AOS&Category_Code=TEXT


2)Oxford bookworms

スターターセットの中でinteractiveというシリーズ(多読の項目に記載)は、単に物語を楽しむだけでなく、ゲーム感覚でいろいろなチョイスをすることができるので、お勧め。小学校低学年の子供でも理解できる、ミステリー中心です。我が家のプライベートの先生のお勧めです。他にはStarterの中にはコミックのもの(comic strip)もあります。それ以後は、小学校中学年以後に向いています(英語の難易度というより、内容的なことも加味して)。


3)多読のところであげたWhodunit シリーズ

ミステリーじかけの短編集。最後に答えが載っているので、先生とともにそれを考えさせるという手法でreading, comprehensionを伸ばしていきます。先生の力量にもよりますが、推理をうまく誘導して正しい犯人へ到達させてくれたときは、とても子供にとっては楽しい瞬間です。


4)ESL用のreading教材

日本でロングセラーになっているL.A.Hillの短編集はESLのプロの先生のお勧め教材です。ユーモアたっぷりの短編集で楽しみながら読解力をつけるだけでなく、理解力をはかる問題やボキャブラリーのexerciseも付いています。さまざまなレベルがあり、子供の英語力に合わせてレベルを選択できるのも魅力です。我が家のプライベートの先生だけでなく、息子の普段通っている英語クラスでも使われていたことを考えると、ESLのreading教材として定評あるものだと思います。
L.A.Hillの短編集


5)その他

我が家に来てくださっている先生は、readingによる理解力を測るだけでなく、宝物が隠れている秘密の地図作りをしたり、温度や気温の話をしたり(実際に温度計を持参して、冷蔵庫の中にいれたり、外に出したりして測定)、世界地図を持ってきてくださり、いろいろな大陸の話をしてくださったり、と、さりげなく、社会・理科的な部分ものばしてくださっていて、とても有難く思っています。またそういうときには、上にあげたアメリカの教科書で補強をしてくださいます。


6)writingに関して

プライベートだけでなく、通常の英語スクールでも、writingをさせると時間がかかるので、これは宿題にしているところが多いです。家で書いたものを、学校で先生が直す、友達と直しあいっこする、などの工夫をされているようです。


[補足] この夏の特別プロジェクトであったプライベートの先生は、元々、高校や大学の英語の先生なので、夏休みは比較的時間があり、プライベートに応じてくださいました。小さいお子さんを教えた経験はあまりないそうですが、ご自身が5歳、3歳の子供の2児の父、ということで、子供の英語の伸ばし方にとても興味があり、私とも話が合いました(笑)。お子さんは、普段は日本人のお母様が日本語で話しかけておられ、先生は英語で話しておられるということですが、どうしても英語のレベルが落ちるので、英語の補強のためにDWEを使っているということ。正規ユーザーかどうかは聞いていませんが、テキストの内容や歌まで詳しくご存知で、「あのプログラムはとても良く出来ている、特に中の文章が素晴らしい」とべた褒め。家でもよく一緒に歌を歌ったりしているそうです。


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