Spring Greens
- (続)理想の英語化計画 -
「学びの段階における英語の伸ばし方」




12.お勉強としての英語(spelling, language art)


(1)Spelling

Spellingの勉強は「難しそう」な反面「意外と易しい」面もあります。一つには、サイトワード(フォニックスで規則的に読まない単語)をきちんと押さえていること、そして、もうひとつは、フォニックスが体に(頭にというより)染み込んでいること。この2つの条件がそろっていれば、意外にスペリングの問題もスムーズに進みます。

Spectrumのワークをする際にでも、まず当該学年のPhonicsを先にすませてからSpellingに進むことをお勧めします。


(2)Vocabulary

日本の子供のためにかかれた「学研まんが ひみつシリーズ 英語のひみつ」は、語源を学ぶことによって、英単語を理解していくというもので、大人が読んでも面白く仕上がっています。単語にカナはふってありますが、小学生にはそれも意外と取り組みやすいかも。Skirtとshirtが同じ語源だったとは、、、、、気がつきませんでした。トリビアがいっぱいで、意外と目からうろこの本です。日本語を介して、英語の語彙を語源から増やすにはぴったりの本です。また語彙の勉強については下に別記いたします。

英語のひみつ


(3)Language Art (文法)

我が家では、Language artのために、Spectrum: Language art Grade1, 2….を使用していました。比較的簡単なので、取り組みやすいです。Grade 1では、大文字の使い方、クエスチョンマークの使い方、手紙の書き方、といった基本的なことを、Grade 2では、過去形、現在完了形、動詞の変化、比較級など本格的な文法への導入が始まります。SpectrumのLanguage Artの問題集は比較的易しいので、ある程度英語を読むのに慣れているお子さんでしたら、Grade 2くらいからでも十分取り組むことができます。別項にのべるESL教材の文法用ワークへのつなぎとしてもいいと思います。Grade 2のあとは、Grade3にすすむか、ESL教材へ進むかまだ考慮中です。ESL教材の文法のワークでは純粋にgrammarに焦点を絞ってありますが、Language Artはgrammarだけでなく、手紙の書き方やproof reading (校正)などのトレーニングもできるようになっています。このあたりが大きな違いであろうと思います。


(4)ラジオ講座の活用

以前、ある掲示板でお金のかからない小学生向けの勉強法でラジオ講座を聞くという方法の話をしたことがありました。ある程度英語回路が出来たお子さんでも、文法事項を軽く整理したり、あるいは、nativeのlanguage artの問題集をやるには、少し力不足かな、と不安に思われる方は、特に小学校中学年以後でしたら、ラジオの講座を利用するのもいいのではないでしょうか?幼児の英語関係の掲示板に出入りしているとあまり実感がないのですが、小学生くらいになると、公文やこういったラジオ講座で力をつけておられる方がずいぶんたくさんおられるようですので、感心します。毎日コツコツと、、、、というのが原則になりますが、中学年ともなると、学校の宿題と一緒にすましてしまう、などの習慣をつけることでラジオ講座も取り組めるようになるかもしれませんね。


(5)学生、大人のためのESL 教材

ある程度、読解力・作文力がつき、自分でワークなどをこなせるようになると、中高生あるいは大人向けのESL (English for second language)教材が使用できるようになります。nativeの子供むけのSpectrum Language Artなどをゆっくりやっていくのもよし、OxfordやCambridgeといった定評ある出版社から出ているESL用の教材をコツコツとやっていくのもよし、という感じで、選択肢が広がっていきます。徐々に、でいいのですが、特に文法はきちんと身につけてほしいので、SpectrumのLanguage Artの後に、と思って、このシリーズを購入しました。このGrammar in useのシリーズはESL学習者にはとても好評なシリーズのようです。

▼Basic grammar in use (Cambridge)
内容は中学生レベルの文法事項(仮定法まで含む)ですが、説明もすべて英語です。英語の文法を英語で理解させる、という内容で、小学生にもとっつきやすいのではないでしょうか?1ユニット見開き2ページになっています。Basic, Intermediate, Advancedとあります。多読、多聴とあわせて、このシリーズで文法を押さえておけば鬼に金棒です。
Basic Grammar in Use シリーズ

▼Passport, Interchange, Let’s Go, Side by Side, English Time, English Land…..
ESL向けを探すと、こうしたさまざまな定評ある教材が選択肢に入ります。大きい本屋さん(丸善など)で普通に手にとって眺められるのもいいですね。Let’s Goはweb lessonで使っていますし、家にはPearson LongmanのEnglish Landもありますが、テキストはカラフルで楽しく英語を学べるつくりにはなっています。
こういった教材の特徴ですが、一応、ある程度の年齢ではじめることを前提としているので、単語や文法、読み・書きなど総合的に力を伸ばしてくれます。
特に、English Land (Longman)は、日本の子供向けに作られたオリジナル教材で、Disneyのキャラクターが満載なので、リサイクルでDWEのSing Alongを購入して子供の食いつきはいいけど、メインはちょっと、、、、という方などにも、メインのレッスンのかわりに、こちらで毎日取り組むことができるのではないでしょうか?Disney映画が随所に織り込まれているところなど、DWEのメインや、Magic Englishを思わせるつくりになっています。
http://www.longmanjapan.com/search/onlinecatalog.html?id=324
DVDとテキストつきで1800円というお値段もいいですね。
我が家には、たまたまもらいもののDVDとテキストが1巻だけありますが、娘の食いつきはとてもいいです。


♪♪ Language Artの勉強はいずれ必須になってくると思います。息子の様子を見ていて、幼児のように「感覚」だけでしゃべることの限界を徐々に感じ始めています。小学生に上がり、英語に触れる時間が減る(相対的に日本語に触れる時間が読書や授業などを含めてどんどん増える)と、どうしても英語を感覚的にしゃべる能力が落ちてきます。それに比べて、大人である私は「文章を構文から組み立てることができる」故に、多少のブランクがあっても急にしゃべることができなくなることはありません。たとえば、感覚だけでしゃべっていると、母国語でもない英語では、スムーズに出てこない文章はまったくしゃべることができません。小学校に入学してバタバタしていたために、しばらく英語に触れない日が続いたとき、”I will call you to make sure that you are at home when I leave Gakudo.”という比較的長い構文を、私はスムーズにしゃべることができますが、息子はブツブツに切った文章をしゃべりながら、「あれ、何でいつもみたいにさっと出てこないんだろう?」というような顔をしていました。幼児英語のままだと、自分で長く複雑な文章を作ることができないので、きちんとした文章を組み立てるためにある程度の文法の理解は必須です。それゆえ、nativeでもLanguage artという教科でしっかりと文法事項を学びます。母国語でない日本人が学ぶ際には、子供といえども、小学生くらいからこの決まりを知ることで、より「成熟した」複雑な構文を自在に使えるようになるはずです。


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