Spring Greens
- (続)理想の英語化計画 -
「学びの段階における英語の伸ばし方」




5.精読について


なぜ「精読」が必要か、というと、漢字のない英語の文章は、フォニックスの知識さえある程度あれば、小さい子供でも「読むだけならどんなに難しい文章でも読めてしまう」からです。たとえば、息子は私が仕事で使う専門書なども読むことはできます(もちろん根気が続かないので、せいぜい数パラグラフが限度ですが)。

nativeの先生に「単に読む、だけではなくて、理解(comprehension)しながら読むことが一番大切」なんだと強調して指導されるのは、こういった英語の言葉としての特徴があるからだと思います。そこで、大切になってくるのが「精読」です。

精読というのも一種の「お勉強としての英語:Reading」と捉えることはできます。ただ、そんなに堅苦しく考えなくても、子供が勝手に読み散らかした本の理解度を測り、さらに、そこから少しでも何がしかの知識を吸収してもらう、と、気楽に考えてはいかがでしょうか?

一般に多読をReading for fun、精読をReading for learning、といいますが、多読を楽しむ力も精読によって養われる、ということを念頭におく必要があると思います。

▼シークエンスカード:アメリカではKinderや小学校の低学年などでやられている方法のようです。絵本のお話の絵だけをコピーして、子供に一読させたあとに、それを順番に並べさせて、もういちどストーリーを作らせる、というやり方で理解力を測ります。ORTなどのreading用絵本でやるのが最適のようです。

▼Spectrum Readingのワークブック:我が家ではGrade 1とGrade2をやりました。左ページにお話が、右ページに質問が載っています。お話は続きものなので、続きを読みたくなります。Readingのワークとしてはとても良く出来ていると思います。
文章の内容についての質問以外に、文法事項や語彙に関する設問もあるので、総合的な読解力を養成する「国語の時間の勉強」のように使うことができます。
Grade1の最初のほうは簡単ですが、最後のほうはかなり本格的に文章を読まされます。Grade 2では、最初から文章が多いので、きちんとした読解力がないと手こずると思われます。
Spectrum Readingのワークブック

また、精読の素材としては、一字一句大切に読まないとプロットが分からなくなるので、ミステリーもお勧めです。


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